富山県環境科学センター

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平成24年度富山県環境科学センター研究課題評価について

T 目的

 県の試験研究機関においては「富山県試験研究機関研究評価の実施に係る指針」に基づき、平成16年度から研究課題評価制度を導入しており、客観的かつ透明な研究評価を行うことで、研究の効率化や研究開発等の活性化を図るとともに、社会的要請に基づく試験研究活動を行っています。
 環境科学センター(以下「センター」といいます。)では、本指針に従い、「pdf富山県環境科学センター研究課題評価実施要領」(以下「要領」といいます。)を策定し、研究課題の評価に関し、必要な事項を検討・協議するため、研究課題内部評価委員会(以下「内部評価委員会」といいます。)を、また、外部からの専門的・客観的な意見を取り入れるため、研究課題外部評価委員会(以下「外部評価委員会」といいます。)を開催しています。
 平成24年度に行った研究課題評価の概要及び評価結果は以下のとおりです。

U 研究課題評価の流れ

 研究課題評価は、原則としてセンターが実施するすべてのpdf研究課題を対象としています。これらの中から、要領に定める評価区分に従い、評価対象課題を抽出しました。平成24年度の評価対象課題は次のとおりです。

事前課題・・・新たに設定しようとする研究課題について、実施の必要性等を評価

(2課題) @ 富山湾沿岸生態系を支える河川環境特性に関する研究
−県内河川から富山湾沿岸海域への物質供給特性−
A 富山県の地下水涵養と流動に関する研究(U)

中間評価・・・研究期間が3年以上の研究課題について、研究の進捗状況等を評価

(1課題)

B 富山湾の健全性に関する研究

事後評価・・・研究期間が終了した研究課題について、研究成果等を評価

(1課題)

C 富山県における循環型社会構築に関する研究(U)
−コンクリートスラッジのより良い処理・再生利用方法の検討−

 評価は、内部評価委員会及び外部評価委員会により、要領に定める方法で行いました。

(内部評価委員会)
研究課題評価に関して必要な事項を検討・協議する委員会。担当職員からのヒアリングや研究課題評価調書に基づき研究課題を評価するとともに、外部評価委員会に諮る研究課題を決定します。
(外部評価委員会)
重要な研究課題について、評価の客観性・透明性を確保すべく、専門的・客観的な意見を聞くための委員会。県内外の大学、研究機関及び団体から専門的知識を有する方をセンター所長が選任し、委嘱しています。

 また、センターが、内部評価委員会及び外部評価委員会において示された評価結果に対して所要の対応策を検討するとともに、評価結果をセンターの年報やホームページで公開することになっています。

V 内部評価委員会

1 開催日時・場所

  日時:平成24年7月20日(金)10時から11時50分まで
  場所:環境科学センター 3階講堂

2 評価方法
 評価方法は、評価区分ごとに定められた評価項目及び総合評価についてそれぞれ3段階評価とし、次の評価基準に従い評価を行いました。

評価区分

評価項目

評 価 基 準

事前評価
必要性
新規性・独創性
年次計画の適切性
実現の可能性
成果の活用性
a 極めて高い
適切である
b 高い
概ね適切である
c 低い
改善の余地がある
総合評価
A 重要な研究課題であり、優先的に取組む必要がある B 有用な研究課題であり、出来る限り早期に取り組む必要がある C 解決すべき問題等があり、なお検討していく必要がある
中間評価
進捗度
期間の妥当性
経費の妥当性
実現の可能性
a 極めて高い
適切である
b 高い
概ね適切である
c 低い
改善の余地がある
総合評価
A 今後十分な研究成果が期待でき、優先的に取り組む必要がある B 今後一定の研究成果が期待でき、継続して取り組む必要がある C 今後の見通し等に問題があり、中止を含めた抜本的な見直しが必要である
事後評価
目的の達成度
期間・経費の妥当性
成果の有益性
活用の可能性
成果の普及
a 極めて高い
適切である
b 高い
概ね適切である
c 低い
改善の余地がある
総合評価
A 目的を達成し、充分な研究成果が得られている。 B 目的を概ね達成し、一定の研究成果が得られている C 目的の達成度が低く、十分な研究成果が得られていない

3 評価結果
 上記Uの4課題について評価を行ったところ、その総合評価は次のとおりでした。

(事前評価)
@については、B有用な研究課題であり、出来る限り早期に取り組む必要がある。
Aについては、A重要な研究課題であり、優先的に取り組む必要がある。

(中間評価)
Bについては、A今後十分な研究成果が期待でき、優先的に取り組む必要がある。

(事後評価)
Cについては、A目的を達成し、十分な研究成果が得られている。

 また、評価を行ったすべての課題が重要な研究課題として、外部の専門家に意見を聞く必要があるとされたため、次の4課題について外部評価委員会に諮ることとしました。

(事前評価)
@ 富山湾沿岸生態系を支える河川環境特性に関する研究
  −県内河川から富山湾沿岸海域への物質供給特性−
A 富山県の地下水涵養と流動に関する研究(U)

(中間評価)
B 富山湾の健全性に関する研究

(事後評価)
C 富山県における循環型社会構築に関する研究(U)
−コンクリートスラッジのより良い処理・再生利用方法の検討−

W 外部評価委員会

1 開催日時・場所

  日時:平成24年9月27日(木)9時30分から11時30分まで
  場所:環境科学センター 3階講堂

2 委員
区 分 委 員 名 役 職 等
大  学
尾畑 納子
富山国際大学 現代社会学部 教授
和田 直也
国立大学法人 富山大学 極東地域研究センター 教授 
楠井 隆史
富山県立大学 工学部 教授
○丁子 哲治
独立行政法人 国立高等専門学校機構
富山高等専門学校 副校長・教授
研究機関
西川 雅高
独立行政法人 国立環境研究所
環境計測研究センター 環境計測化学研究室 室長
藤吉 秀昭
一般財団法人 日本環境衛生センター 常務理事
有 識 者
吉田 達弘
富山県環境問題懇談会 代表幹事
(三協・立山ホールディングス株式会社
内部統制室 CSR・コンプライアンス推進グループ長)
堀  武司
財団法人 とやま環境財団 専務理事
○:座長

3 評価方法
 評価方法は、内部評価委員会と同じ評価基準に従い評価を行いました。

4 評価結果
 評価結果は次のとおりで、総合評価で最も人数の多い評価を委員会の判定としました。研究課題別の評価結果は、pdf研究課題評価調書を参照してください。

研 究 課 題 総合評価(委員数)
判 定
A B C
@ 富山湾沿岸生態系を支える河川環境特性に関する研究
−県内河川から富山湾沿岸海域への物質供給特性−
2 6 0 B
A 富山県の地下水涵養と流動に関する研究(U) 8 0 0 A
B 富山湾の健全性に関する研究 6 2 0 A
C 富山県における循環型社会構築に関する研究(U)
−コンクリートスラッジのより良い処理・再生利用方法の検討−
7 1 0 A

X 環境科学センターの対応

 @については、平成25年度から出来る限り早期に、Aについては、平成25年度から優先的に取り組みます。Bについては、十分な成果が得られるよう優先して取り組みます。また、Cについては、研究成果の普及を図るとともに研究成果を今後の研究に活かしていきます。
 なお、各研究課題に対する意見については、効率的な研究の推進に活かすとともに、今後の研究計画に十分に反映させていきます。

 
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