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>トップページ >富山県の将来について

富山県の将来についてわかってきたこと

2030年代の富山県及びその周辺域の気候がどのように変わるかについて、IPCCの報告書に引用された複数の気候モデルによる予測をダウンスケーリングしたところ、おもに5つのことが分かりました。

1. 気温は上昇する(確信度A)

2030年代には現在より気温が上昇し、現在より年平均気温が1度から2度上昇することが分かりました。
これにより、真夏日、猛暑日、熱帯夜の日数が増加し、熱中症の危険性が高まると考えられます。逆に冬日の日数は減少します。

2. 雪は平野において減少する(確信度A)

標高100m以下の平野での年間降雪量は、冬季の気温が2度程度上昇すると現在の40%程度減少します。これは、気温が上昇することで冬季の降雨の頻度が増加し、降雪の頻度が減少するためです。また、積もった雪も融けやすくなるため、積雪日数も減少します。
一方、標高の高い山岳地域では厳冬期に0度以上にならず、降雪量はあまり減少しません。

3. 冬から春にかけて河川流量の変化が緩やかになる(確信度B)

河川流量は冬季に少なく、雪融けとともに増えます。
温暖化による気温上昇で、冬季は標高の低い地域で降雨と融雪が増えるため、河川流量が増加します。
春季は山岳地域の融雪が早まるため、河川の増水期が早まり、河川流量の多い晩春に1割程度減少します。

4. 大雪は現在と大きくは変わらない(確信度B)

平均気温が2度上昇したとしても、平野部における年最大の日降雪量は現在の20%程度の減少にとどまります。大雪の時は強い寒気を伴うことが多く、降雪が降雨になりにくいことが原因の一つです。
温暖化しても豪雪災害への備えは引き続き必要です。

5. 激しい雨は増える(確信度C)

温暖化により大気中の水蒸気量が増加するため、短時間降水量が増加します。
一方で、激しい雨がどこでどのくらい起こるのか予測するのは極めて難しく、
本研究の結果だけでは、富山で短時間強雨の頻度がどの程度増加するかわかりません。